ひと晩で−1kgの理由とデブ脱出w

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「1粒飲むだけ・30日間ダイエット」(勝手にネーミング)part2、55日までのレポートです。

前回は暴飲暴食実験で後戻りした数字を取り返した話でしたが、そこから1週間は“減るには減っているが”という、なかなか微妙な下降線をたどっておりました。

“脂肪を1kg燃やすには100km近く走る計算”でしたから、こりゃあ現実は甘くないぞと。今までグングンと痩せて行ったのは“奇跡”みたいなもんで、そんなに何度もウマい話はないのだろうなと。まあ、なんとなく諦観していたわけです。

ところが。

それが。

再び“奇跡”が起きたんですよ。これがまた。

 

 

その前に、証拠写真うぷ。1粒30日間でこれだけ痩せますた

中年おやじの、たるんだカラダを大きくすると苦情が来そうなので、控えめにしました。クリックすると大きくなります。

 

さて、先週の土曜日。ドライブがてら彼女と釣りに行きました。で、向かった先の釣具屋さんで適当に“お子様セット・総額3,000円”を見つくろって、砂浜で投げ釣りと相成ったわけでございます。場所さえ良ければ、いい加減な道具でも釣れるわけで(実はあたし、釣り歴35年です)、キスとかメゴチとか10匹ちょっと釣れちゃったと。

これを持って帰って唐揚げにして、ハフハフ言いながら「おいしいね〜」なんて舌鼓を打っている頃から、どうにも雲行きが怪しくなってきた。なんだか、お腹から祭り囃子が聞こえてくるわけです。そのうち、遠くでピカッと稲妻が光るように、鈍い射し込みが断続的に起こり始めたわけです。

最近、てんで味わっていなかったその感覚に“大惨事の予感”があったんでしょうね。早々に彼女の家から帰路についたのは言うまでもありません。しかし、あたしのお腹は、予想を大幅に上回る早さで“臨界”に達してしまったのであります。

もう、ドアを閉めてクルマを走らせた直後から、核分裂反応は加速し始めました。キリキリと圧力容器を締め上げる断続的な痛みは、その間隔を5分、3分、1分と縮めながら大波となって襲いかかってくる。ギリギリで制御されている圧力弁が強制開放されるまで、もう僅かな時間しか残されていない状況です。

しかし、そういう時に限って、走っているのが夜の住宅街ですから、コンビニなんかありゃしない。

もう、最悪の事態を想定しましたね。50にもなってメルトダウンなのかと。しかもクルマの中に放射性物質をぶちまけるのかと。みんなになんて言われるだろう。いや、それよりクルマはどうすればいいのか。シートごと交換しないと除染できないかもしれない。いっそのこと、ドアを開けて走ったまま……と、その時、もう少し先に公園が見えて来たんですね。

いやもう、そこからは秒単位の戦いですよ。圧力弁を極力刺激しないように、硬直して引きつりまくりの体で、そつなくスムーズにクルマを走らせます。爪が食い込むほど握りしめたハンドルの向こうに広がる公園。クルマを停めたときには、もうロケットへの点火が始まりました。

すでに秒読みは10秒を切った状態で、走ったらアウトです。スコッティの箱を胸に抱えるようにして、競歩ですよ、競歩。それも世界記録レベルのスピードで。完全に挙動不審者ですね、

腰を下ろすより0.3秒早く、圧力弁は瞬間的に開きました。

そして、次の瞬間訪れるであろう深い安堵と脱力感……と、

 

と、と、と、止まらない!

 

時間にしたら10数秒だったと思いますが、感覚的には1分にも感じられるその時間の長さ。「自分の体が壊れてしまった」のかと思われるほどの、尋常じゃない放出なんですよ。しかも、色がまたマーブルっぽい。「なんだ、これは?」と怪訝に思いながらも、あわや世紀の大惨事を回避したあたしは、心地よい僅かな痛みを圧力弁に感じながら分娩室を後にしたわけです。

そこで、その爽やかで軽快な足取りよりも、お腹が異様に軽くなったことに気がついたのです。もう力が入らないくらい、お腹が凹んでいる感覚なんですよ。

「これは、もしや……」と思いましたね。なにしろ、ここのところ、スッキリしていない。出るには出るが、入った量に対して、どうにも出る量が少なかったわけです。まあ、その夜は、お腹に感じる健やかな喪失感を味わいながら、おとなしく寝ました。

で、翌朝。

本当に飛び上がりましたよ。「ええっ!」と声が出ましたからね。我が眼を疑うとはまさにこのことです。

73.8kg。

前日の74.8kgから1kg減。何度計っても変わらない。

 

いやもう、たまげましたね。あれが1kg分だったのかと。どうりで止まらないわけだ。減ってるのか、増えてるのか、なんだかモヤモヤした体重の変化は、あれが原因だったのかと。脂肪だったら、ランニング100km分ですよ。到底不可能と思っていた目標である72kg台が、いきなり見えて来ちゃったと。

調べてみると、いわゆる“滞留便”というやつのようで、まあ便秘の副産物みたいなものらしい。それなら黒褐色のマーブル模様も納得できる。もちろん。初体験です。

考えてみたら、朝は蓮根とニラのサラダを大量に食べたんですね。で、昼は何度も何度も海に向かって竿を振ったわけですが、これがまた腰を中心に全身を使うと。しかも水をグビグビとたくさん飲んでます。完全に便秘解消のための三大要素「繊維質、運動、水分」を具現化していたわけです。

と、まあ、勝手にそう思い込んでおりますが、そういうタイミングだったんでしょうね。あの、大惨事一歩手前のパニックは「この歓びのための儀式だったのか!」というオチですが、まあ一生忘れることはないでしょうね。なにしろ人間失格5秒前でしたから。おかげで体重だけは30代の頃の数値になりましたが。

以下は本日までの結果ですが、体重激減に反して体脂肪は変わっていません。それでも、ウエストはついに80cmまで落ちたと。これだから、人間のカラダはよく分かりませんね。同時に、いま飲んでいるサプリには信頼を置かざるを得ないと。降参です。

 

5月21日 75.4kg 22.4% 81cm ←前回47日目
朝:ご飯丼1杯、味噌汁、漬物/昼:ご飯丼1杯、煮魚、味噌汁/夜:里芋煮物、鯖寿司

5月22日 75.3kg 22.1% 81cm
朝:ご飯丼1杯、煮魚、卵焼き、漬物/昼:ご飯丼1杯、ふりかけ、漬物/夜:野菜炒め、スープ

5月23日 75.7kg 22.5% 81cm
朝;ご飯丼1杯、野菜鍋、漬物/昼:ご飯丼1杯、ふりかけ/夜:野菜鍋、柏餅(便秘、風呂無し)

5月24日 75.9kg 22.8% 81cm
朝:ご飯丼1杯、刺身、味噌汁、漬物/野菜サラダ、あんみつ/パスタ、野菜サラダ

5月25日 75.2kg 22.5% 80.5cm
朝:味噌汁/昼:ご飯丼2杯、鶏ソテー、焼魚、味噌汁/夜:なし

5月26日 74.8kg 22.4% 80.5cm ←夜に大事件発生
朝:ご飯丼1杯、スパム、蓮根とニラのサラダ/昼:なし/夜:キスとメゴチの唐揚げ、生春巻き5本(海で投釣り)

5月27日 73.8kg 22.5% 80cm
朝:クルミベーグル1個/昼:カプレーゼサンド/夜:チーズ、白ワイン(日光浴、便秘)

5月28日 73.7kg 22.4% 80cm
朝:ご飯丼1杯、刺身、漬物/昼:カフェオレ/夜:ご飯丼1杯、刺身、焼魚、サラダ

5月29日 73.4kg 22.1% 80cm ←今ここ55日目。BMI24.8!

対30日目 −1.6kg −0.5% −2.0cm
通算   −5.4kg −3.6% −8.0cm

 

あと4日で、60日経過・2クール目終了です。72kg台達成はどうでしょうかね、微妙なところです。でも、まあ、いいんです。だって気がついたら、BMI指数が25を切った24.8になってたんですよ! これでもう、とりあえずは肥満の定義から外れたと。

今日からデブじゃないわけです。15年ぶりです。今夜は祝杯です。

 

 

もともと怖い放射能の話

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今日になって福島第一原子力発電所の爆発で放出した放射性物質の総量は90万テラベクレルだと、発表されたわけです。だいたい、これは天文学的なとんでもない数値なんだから、もっと分かりやすく10の19乗とか、9,000,000,000,000,000,000=900京といった説明をしろよと。単位を操作して、数値を小さく見せようというわけですか。相変わらず、東電には反省の色がありませんね。

あたしは、物理学者でも放射線医療の専門家でもありませんし、取り立てて専門知識があるわけでもない、ただの中年おやじです。それも、かなり程度の低い方になると思います。でも、足りない頭でも、少し調べて、それまでの経験などを付き合わせて自分なりに考えてみると、「おおよそ、こんなところだろう」という、そこはかなとない確信を伴った結論は出せるもんだと思います。

そこで大事なのは“疑う”ことでしょうし、“決して楽観視”しないことでしょう。GM大豆の話でも書きましたが、資本家とそこから金をもらっている政治家や官僚は、自分たちの利益のためなら“息をするように嘘をつく”わけです。

このことは、原発の事故対応や責任問題の追求、そして国民の安全や健康に対する彼らの姿勢を見れば明らかですよ。もうバカでも分かるわけです。

 

実は一昨年、実父が大腸がんになって、摘出手術を受けました。この事で、がんについて、あるいはがん医療について調べてみたと。

現在、がんは日本人の死因No.1になっていますが、がんは年齢を重ねるほど発症しやすいわけで、日本の年齢構成を考慮して計算すると、人口10万人に対するがんによる年間死亡者数の比率は1960年からほぼ横ばいです(女性では減少傾向)。これは食生活や医療の向上の結果でしょう。

ところが、がんの中でトップだった胃がんが早期発見や早期治療によって減少している事に対し、肺がんは男女ともに急激に増加していて、1993年以来トップに躍り出ていたんですね。肺がんの要因としてやり玉に上がっているのはタバコですが、喫煙者数が減っているのに肺がんは増加している。

もちろん、発症までのタイムラグもあるし、転移性の発症もあるのですが、他の要因も考えなくてはいけないのではないかと。排ガスのPMやアスベストなど化学物質、放射性物質…複合的な影響が指摘されているわけです。

そんなことから、放射性物質の汚染はどうなっているのかと調べていたら、すごい映像を見つけてしまった。で、それをネタに昨年の1月末に他でやっていたブログに記事を書いたんですね。

そうしたら、そのちょっと後に福島第一原子力発電所が爆発したわけです。「そら見たことか」と思うと同時に、非常に複雑な気持ちになったのも事実です。以下、過去のブログの内容(斜体)を引用しながら進めます。

以前に読んだ、原発がどういうのもか知ってほしいという、原発建設従事者の告発手記の内容は衝撃的だった。これによると、日本のみならず世界的にも原子力施設は恒常的に放射能をまき散らし、原子炉の建設や使用済み核燃料など核物質の管理はかなりいい加減である事が分かる。

上記のサイトは、内容の真贋がずいぶんと議論されてきた有名な手記なんですが、あたし個人の判断では、本当6:誇張と虚偽4くらいではないかと思います。これを検証したサイト怪文書「原発がどんなものか知ってほしい」の功罪と、東電エンジニアが反論した「RE:原発がどんなものか知ってほしい」(2005年頃の記事。オリジナルは削除)がありますので、各人でご判断ください。

ただ、東電エンジニアの話は、“まず相手を肯定してから落とす”というロジックが作意的で少々気になるのと、爆発後の東電の対応や隠蔽事実を考えると、書いた本人の想いとは逆にかなり信憑性が低下したと思わざる得ない部分があると思います。とくに耐震性や管理については、やっぱりなという感じですね。

このような話が事実なら現代人の体は、間違いなく放射線の影響を多大に受けているはずだ。また、スリーマイル島やチェルノブイリの事故、セラフィールド(イギリスの再処理工場。浜岡原発がお得意様)での汚染などを考えても、世界中が放射能まみれではないかと強く思っている。

なにしろ、チェルノブイリの事故で飛散した死の灰は広島型原爆の800倍とも言われている。だが最近、その確信すらも、希望的観測であったという秀逸で悲愴な動画を見つけた。

1945年〜1998年の54年間の核実験で、実に2,000発以上の核爆弾が地球上で炸裂しているわけだが、「知らぬが仏」とはよく言ったもので、この事実を知る人がどれだけいるのだろうか? とくに冷戦時代、’50年代から’70年代の頻度たるや、核戦争と見まがうばかりである。

この映像、「爆轟の年表」(=核実験の歴史)は、昨年原発が爆発してからずいぶんと拡散されて、有名になりましたが、元々は日本の映像作家の橋本功さんという方が、CTBTO=包括的核実験禁止条約機構の依頼で製作したものです。貼付けたのはYou Tube用にリサイズして尺を縮めたものでオリジナルはこちらのようです。

ちなみに、史上最大の核爆弾は、1961年に旧ソビエトが大気圏内核実験を行なったツァーリ・ボンバ=皇帝爆弾と呼ばれた50メガトン級の水爆で、広島型原子爆弾の3,300倍の爆発エネルギーを持ち、これ一発で死の灰が300kg生成された。

環境に影響が少ないと言われる地下核実験でも土壌は汚染されるし、半減期がわずか数秒〜数十分でその影響(放射線量)を失う放射性物質もあるが、いくつかの物質の半減期は永遠と言えるほど長い。

ネバダ、ウラルやシベリア、南太平洋、サハラ砂漠、ゴビ砂漠…そして、そこから偏西風に乗って、どれだけの死の灰が世界中に巻き散らされて来たのか。人々が携帯用のガイガーカウンターを持って出歩いていたとしたら、誰もが未来に絶望したのではないのか。

何が言いたかったのかと言いますと、昔から放射性物質は降り注いでいたし、原発を始めとする核施設は年がら年中、放射能ダダ漏れですよと。そんなことを知らされもせずに生きているのだから、将来的に何がどうなるやら、分かったもんじゃありませんよとうことでした(実際エラいことになってしまったわけです)。

だいたい、最近50になったあたしが生まれた1962年なんて、米ソがキューバ危機で一切の核実験を中止した後の、もう第三次世界大戦じゃないのかって思うほどの核実験ラッシュですよ。ほんと、気が狂ってるとしか言いようがない。

あたしなんか、すでにご幼少のみぎりでストロンチウム90セシウム137も浴びまくりなんでしょうね。死の灰を浴びながら三輪車こいで、放射能マグロ食べて、怪獣と言えばゴジラマンガは鉄腕アトムですから。もう人生ラドン温泉状態です。本当にありがとうございますた。

それを裏付ける資料がこれですね。まさに1962年は大型核爆弾のピークです。このグラフもまた、爆発直後からずいぶん広まった資料ですが、元ネタの【核実験フォールアウトとの比較】削除されています。ただ、似たような内容で、かなり専門的な話がありますので読みたい方はこちらへどうぞ。

しかも、年次の爆発回数は先ほどの動画のほうが正しいようですから、そうであるなら実際にはもっと降っているかも知れませんね。とにかく、1960年前後の日本では何も知らずに、人類史上最悪と言われたチェルノブイリ以上の死の灰を浴びていたことになると、こういうわけです。

まあ、この資料が多少間違っていたとしても、浴びまくりの事実には変わりはないでしょうね。春先の黄砂なんかは、もとはゴビ砂漠とか、タクラマカン砂漠からですよ。どっかんどっかん実験やってた場所の砂がヤバいなんて、バカでもわかる。半減期を考えたら今でもセシウムは残っているでしょうから。

政府はそんなこと一度も言ってないわけです。そういえば支那大好きNHKも、そういう時期に「シルクロード」なんて番組をガンガン流してましたね。ええ、支那共産党の全面協力なんかも、まったくの偶然だと思いますけどね。それを見て、旅行にいった人もたくさんいましたよ。どこが実験場かも知らずに。

はい。話を戻しまして、この資料を作った方は「このままで推移するとすれば、福島市では外部被曝では今回>核実験、内部被曝では今回<核実験、トータルでは(核実験時代と被曝量が)同じくらいになると考えています」と書いていますね。だから、やみくもに騒ぐのはどうなのかというニュアンスでした。

この考え方が、安全を信じたいと思っている人々の論拠にもなっているように思えます。「昔から死の灰浴びてるけど、オレなんともないもん。福島も相当だけど、チェルノブイリの方がひどいって言うじゃない」という話です。あたしも「そうだといいな」と思います、マジな話で。

この意見はサイエンスメディアセンターにアップされましたが、その後ずいぶんと批判が集中し削除される結果となったのですが、これを書いた方の個人ブログがあります。撒き散らされた量と被曝線量という記事で、この続きを詳しく説明しています。

もともとこの方は「(福島は)日本で短期間に降った量としては、過去最大」になると述べていますし、安全だとも言ってない。批判された以降は“エア御用”(御用学者の真似)などと言われながらも、分からないから本人なりに真摯に公平に分析を続けている姿勢には好感が持てます。

で、本日の大本営発表では「福島の90万に対して、チェルノブイリは520万テラベクレル」といった内容があった。いやもう「これでひと安心。60年代の核実験の足下に及ばない量なんじゃないの?」って、考える人が絶対いるだろうなと。あたしも「そうであって欲しい」と切実に思いますよ。しかし、残念ですが、これは希望的観測に過ぎないと思います。理由は以下のとおり。

①東京電力の発表だから ②いまでも停まっていない ③よく分からない

は簡単ですね。彼らの言うことには信用がない。数値を小さく言うことは得意だが、正確には言わない。また、言えないとも思いますね。放射性核種の絶対量は決まっているけど、それがどのように反応し、どのくらい出たかというのは、何が起こっているのか分からないと計算できない。

誰も炉心なんかに近づけないので、本当のところは分からないわけです。だから、結果から推測するしかないと。しかも、核爆発を水素爆発と未だに言い張っている。こういう点で鵜呑みに出来ないわけです。

はそのまんまですね。今でも放射性物質はどんどん出ているわけで、海への流出量はもう気絶してもいいくらいです。これがいつまで、どのように出続けるか、誰にも分からないし、今後再び空気中への大量放出もあるかも知れないし、実際に今も出ている。

これに関してこんなデータもあります。核実験時代と311後の魚の汚染を比較してみた

結局、危険、安全、双方の主張に明確な根拠はないんですよ。そりゃ短時間に大量に浴びれば死んでしまうわけですが、長い年月で低線量を浴びたらどうなるのかだって、相手が見えないものだから、どこで、何を、どのように浴びたのかという前提の部分で曖昧になってしまうし、それを統計立てて立証するだけのサンプルもない。

要するに放射性物質と人体の関係には、分からないことが多すぎる。

もともとが爆弾で始まった軍事機密ですよ。アメリカは原爆開発初期に行なった兵士を使った人体実験の結果をひた隠しにしてましたし、広島・長崎だって相当の隠蔽工作があったわけです。そこから原子力の平和利用となっても「事故は、あってはならない」前提だから、トラブルや被曝事故はひた隠しにされてきたわけです。

しかも、いったん深刻な被曝をしたら治しようがないので、大規模な治験もできないし、関係者も被曝してしまう可能性もある。医学的な研究がなかなか進まないのは当然でしょうし、唯一の原子力発電所爆発による健康被害の症例はチェルノブイリ関連しかなく、それすらも不透明なベールに覆われているわけです。誰を気遣っているのか知りませんが、日本のマスコミは知らんぷりですよ

人類はとんでもない物を使ってしまった、としか言いようがありません。

見えない、分からない、消せない、そして絶対に治せない、これが核物質や放射線の本質です。人間が人間である限り、治療なんて無理ですよ。眼に見えないエネルギー粒子にぶっ壊された遺伝子やミトコンドリアを、あるいは原子核レベルで起こる変化を、誰がどうやってコントロールするんだと。おまえは創造主かと。

あたしはすごく怖いです。まず、根本的にこれらの事実が怖い。そして、扱えない物を後先かまわず金や権力のために利用する人間が怖い。

その怖さを知って逃げる人。知っても逃げられない人。知らない人。逃げない人。誰もその先に何が起こるのか分からない。「君子危うきに近寄らず。出来るだけ離れていましょう」としか言えませんが、究極的には地球上のどこにも安全な場所はないわけです。

それでもなお、「賛成だ」「反対だ」と、目先の損得で揉めているのですから、もう笑うしかないですね。人間はどこまで愚かなんだと。

 

 

 

 

 

減らないけど、減った

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ひとつ前の記事『本当に怖い大豆の話』はちょっと真面目に書いてみたんですが、すごいアクセス数がありまして注目記事ランキングで1位になってしまいました。読んでくださった方、また、記事を広めて下さった方、本当にありがとうございます。

 

で、肝心のダイエットです。「1粒飲むだけ・30日間ダイエット」(勝手にネーミング)part2です。前回はサプリの限界に挑戦する「暴飲暴食かましてよかですか? どれだけやったらサプリが効かなくなるのか」という反逆行為の結果、体重・体脂肪率・ウエストの3要素がすべて微増したわけです。

そこから1週間、再び真面目に取り組んでみたのですが、これがなんと、意外な推移を見せております。

5月14日 75.7kg 24.5% 82cm ←前回の結果(40日目)
朝:ご飯んぶり1杯、刺身、漬物/昼:なし/夜:岩魚塩焼、アジ開き、味噌汁

5月15日 75.4kg 23.6% 81.5cm
朝:ジャムパン1個.ミックスナッツ/昼:ご飯丼2杯、豚肉ソテー、生卵、海苔、漬物/夜:里芋煮物、生八つ橋1個(約1万歩あるく)

5月16日 75.5kg 23.2% 81cm
朝:なし/昼:ご飯丼1杯、焼魚、焼肉、沢庵/夜:肉じゃが、もずく酢の物、味噌汁

5月17日 75.4kg 22.6% 81cm
朝:ご飯丼1杯、刺身、味噌汁/昼:肉まん/夜:ハンバーグ2個、キャベツ、ごぼうサラダ(約1万歩あるく)

5月18日 75.5kg 22.8% 81cm
朝:ご飯丼1杯、刺身、漬物/昼:なし/夜:ご飯丼1杯、コロッケ、メンチカツ(なんちゃって腹筋20回)

5月19日 75.5kg 22.5% 81cm
朝:焼きビーフン/昼:おにぎり2個、卵焼き、野菜の肉巻き、果物/イカ焼き、ホタテ、刺身、ハイボール3杯、ハチミツトースト(約1万歩あるく。夜は宴会)

5月20日 75.6kg 22.2% 81.5cm
朝:味噌汁2杯(ニラ大量)/昼:握り寿司10貫/夜:刺身、野菜炒め(なんちゃって腹筋20回。シャワーのみ)

5月21日 75.4kg 22.0% 81.5cm ←今ここ(47日目)

対30日目 −0.1kg −0.5% −0.5cm
対40日目 −0.3kg −2.5% −0.5cm

 

まあ、言ってみれば、10日間の反逆行為でお釈迦にした分を、1週間で取り戻した感じですかね。ただ、体重が75kg台で増減を繰り返しており、ほとんど30日目と変わっていません。反面、体脂肪率とウエストは微妙に落ちている。とくにウェストは一時、81cmを記録しているわけです。

食事の量は完全に以前の量に戻しました。そして運動量は増えております。日常の中でも、かなり意識して体を動かすようにしていますし、1日おきにお子様みたいな腹筋をやってみたり、1万歩ほど歩いてみたりと。で、この結果。体重変わらず、脂肪は微減。お腹は筋肉痛。

考えられるのは、筋肉量の微増ってことなんでしょうか。とにかく人間の体はよく分からないわけですが、もう少し体重と脂肪は落としたい。30日目で−3.5kgを実現したので、2クール目の60日目には−3kgという目標を立てましたが、今のままでは不可能ですね。

残り13日で3kgと言ったら、約230g/日の割合で落とさないといけない。1kgの脂肪を燃やすには7,200kcal消費する必要があると言います(1)から、3kgで21,600lcal。あたしなんか300km近く走らないといけないわけです。つまり1日23km。無理です、絶対死んじゃう。

そうでもなければ、あたしが1日に必要とするカロリーが約2,000kcalです(2)から、10日間くらい絶食すればいいのかと。それでは完全に即身成仏ですね。ありがとうございますた。

要するに反逆の10日間+反省の7日間が完全な無駄になってるわけです。今になって猛烈に後悔しております。しかしまあ、なんですか、さっきの3kgで21,600kcalの計算で行くと、30日でも1日10km近く走るわけですよ。ってことは、これまでの数値の変化で考えると、おおよそサプリ1粒で10km走ったのと同じ計算になるわけです。

そんなことあるわけないと思いますが、そうなっちゃっているんだから仕方がない。実際は水分とか老廃物とか色々あるでしょうけど、とにかく人間の体はよく分からないし、楽して痩せようというのは難しいと。

とりあえず残り13日、がんばります。

※(1)本来の燃焼カロリー9,000kcal×0.8(水分量20%を差し引く形)。ジョギング&ランニングの場合、消費エネルギーは体重(kg)×距離(km)と言われている。
※(2)日本医師会による。(身長(m)の二乗×22=適正体重)×カロリー数値

 

 

本当に怖い大豆の話

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あたしは納豆をよく食べます。まあ体にも良いだろうし、わりと好物です。昨日はひきわり納豆の味噌汁を作りましたが、まな板で納豆をたたきながら、あることを思い出していました。

スーパーには色々な納豆が売られています。大手メーカー品なんかは特売日に「3パック88円」になりますが、あたしが好きな昔ながらの藁苞(ワラツト)に入ったような物は、200円以上します。この価格の差はどいうことなのかと考えると、大量生産によるスケールメリットもあるでしょうし、包装代も違うでしょう。

しかし、そもそも原材料の大豆の値段が違うわけです(豆腐も同じことですね)。要するに、高い納豆は国産大豆の有機栽培で、安い納豆は輸入大豆を使っている。その輸入大豆の大半はアメリカ産でして、原材料の表記は「大豆(アメリカ、カナダ。遺伝子組み替えではない)」なんて感じですね。

あちらさんの大豆は基本的に遺伝子組み替え作物=GM(genetically modified organism)作物なわけですが、いちおう規制が厳しい日本向けにわざわざ選別した非GM大豆を輸出している。ちなみに、日本の大豆の自給率は5%です。つまり95%が輸入で、その8割がアメリカ産です。

GM作物は、1996年にアメリカで大豆の栽培から始まりましたが、2004年の時点でアメリカで生産される大豆の85%(残りの非GMがほぼ日本向け)、菜種の85%、綿の75%、コーンの50%を占めています。

日本では、GM作物の栽培に関しては、安全性が確認されていないものは認めないとか、自治体によっては全面禁止とかありますが、加工食品に関してはザルです。すでに日本で使用される原料全体の半分以上がGM作物だと言われております。

いちおう、大豆とコーンと菜種など8種類の原材料に関しては、消費者保護の観点から(本音はうるさくて面倒くさいから)JAS法や食品衛生法で表示が義務づけられているというわけですが、あたしがバカなせいもありますが法規制やガイドラインがどうにも曖昧でよく分からない(分かられたら困るから)。

EUではGM作物に対する規制は相当厳しいようですが、日本は「遺伝子組み替えではない」と言いながらも、全体の5%まではGM作物を使用しても良いとか、主原料でなければ表示義務はないとか、いつものまやかし全開です。しかも「遺伝子組み替えではない」と言いながら、実はGM作物を掴まされている可能性も十分にあるわけです。

輸出元の北米でも輸入元の日本でも、最も信用できない企業や役所が絡んでいて、その根本から悪意に満ちているとしか言いようがないからです。

 

GM作物の種子の製造に関しては、それを開発したアメリカのモンサント社が独占しています(世界シェア90%以上)。モンサントは元々は化学薬品メーカーです。過去に有名だった同社の商品は、電気機器の絶縁油などに使う「PCB」、ベトナム戦争で使われた「枯れ葉剤(通称エージェント)」です。

結果的に人類史上最凶・最悪の毒薬=ダイオキシンで金を儲け、公害と障害を生み出して来た企業ですから、GM作物を食べた人間がどうなるかなんてことは、これっぽっちも考えていないでしょう。なにしろ、彼らは利益追求と独占支配を実現するため、恫喝や訴訟によって農家を脅迫しながらGM種子を売りつけている企業です。

その訴訟というのも、ひどいマッチ・ポンプで、信念を持ってGM種子を買わない農家の畑に、隠れてGM作物を植え付けて「ウチの種を勝手に使った」と因縁をつけて、とんでもない賠償額を請求するというものです。また、種蒔き用の種子を扱う農家を孤立させて廃業に追い込むという手段は、フード・インクでも描かれています。

彼らの作る農薬=除草剤「ラウンドアップ」と、それに耐性を持つGM種子「ラウンドアップ・レディ」は実質的にセット販売で、しかもGM種子の発芽は一世代限りだから、農家に導入させれば、文字通り笑いの止まらないビジネスというわけです。おまけに、穀物によって食糧輸入国の実効支配もできるわけで、アメリカ政府や金融資本も大歓迎ですよ。

問題とされているのは、これまでにない植物であるが故の毒性です。

例えば日本政府は、GM作物を認可するにあたって、モンサントに試験データの開示と提供を求めた。ところが、肝心のデータの開示を渋ったり、当たり障りのないデータや明らかに捏造したインチキデータを見せて「安全だから買え」ときた。

もう得意のパターンです。当然ながら、アメリカ政府の強請がセットです。ちょっと昔の、白髪の売国奴による「なんとか改革」とか、いま問題になっている「TPP」なんてのも、大いに関係しているわけです。

結局、GM作物が問題視された初期における、ラットを使った毒性の実験はあまりにも不確定要素が多く、その信憑性が反論材料になった。さらにそこから、反対と肯定の実験データや意見が乱立し、言ってみれば「クソの投げ合い」になったわけです。

ところが、よくよく調べてみると、モンサント側からなぜか流出した実験データに素晴らしいものがあった。それはGM大豆における「残留農薬」のデータでした。

グリフォサートというのは、除草剤の成分である有機リン化合物です。で、上のグラフでは、1/3が日本における食用大豆の旧残留基準を超えているというわけですが、残留基準が「旧」なのは、1999年に厚労省が思いっきり基準を引き上げたからですね。

この時、基準値は6ppmから20ppmへ引き上げられたわけですが、この20ppmという数値はアメリカからの具体的な要請です。早い話が、上のデータをそのまま反映したような話です。大豆の場合は3倍強ですが、他の作物では10倍も引き上げられた物もあって、これでめでたくGM作物は「安全」となり輸入はスムーズになったというわけです。本当にありがたくて涙が出るお話ですね。

厚労省と言うのはいったい、どこの国の政府なんだよと。ふざけるのもいい加減にしろと思うわけですが、規制値を引き上げて問題解決という究極のご都合主義は、昔からやっていた得意技です。棄民政策の象徴ですよ。だから、政府や役人の言う「安全」は、すべて「危険」だと思えばOKです。

しかしまあ、考えてみばGM大豆は普通の大豆が枯れちゃう量の除草剤でも平気なんですから、残留する農薬の量が多くなるのは当然ですね。そうじゃなかったら不自然ですよ(GM作物自体もともと不自然な存在なので、それを自然だとか不自然だとか言ってること自体おかしいんですがw)。

このデータをどう評価するかは、みなさんの判断にお任せします。あたしはNOです。少なくとも子どもには食わせたくありませんね。

 

ちなみに、GMコーンの場合は、農薬への耐性だけではなく、害虫に対する毒性を持っている場合もある。それは殺虫剤として使われてきた「微生物農薬の毒素遺伝子」を組み込んだからですが、結局は狙いとした害虫以外の生物にも毒性を発揮したり、畑の土壌にまで毒性が伝播するといいます。

益虫であるハチまで殺すというわけで、ここ数年でミツバチが大量に消滅している理由はそこにあるんじゃないかと言う意見もある。

そういうコーンは「作物」ではなく「殺虫剤」に分類されているという話なんですが、それが飼料や食品原料として日本に入ってきているわけです。もうバンバン使っています。お菓子や清涼飲料水の「ぶどう糖果糖液糖」なんてのが、まさにそれ。食品でおなじみのコーンスターチも、それ。市販薬にも使われています。

あたしが子どもの頃から好きだった「カール」……カールおじさんが泣いていますよw

GMコーンの使用実態やアメリカのコーン事情はキングコーンという映画が、非常に詳しく描いています。もっとも遺伝子組み換え以前に、コーンシロップを原料とする果糖液糖はそれだけでも相当ヤバい存在です。ラットの実験ではオスが間違いなく生殖器に発育不全を起こすと。あたしは「草食男子」とか「なんとかレス」とか、そういう話じゃないかと思ってますが。

 

で、GM大豆なんですが、どうやって誕生したかというと、これがまた強烈です。まさに現代の「バベルの塔」だと思います。

GN大豆も開発当初は、除草剤に対する耐性がなかなか実現できなかったそうです。枯れはしなかったが、成長障害が残ったと。そこで、この問題を解決するための遺伝子を探索したわけですが、これがなんとモンサントの「除草剤製造工場の排水の中にいた土壌細菌」から見つかったと。

さらに、全体をうまく機能させるために「カリフラワー・モザイク・ウイルスの遺伝子」、遺伝子の読みとり停止を指令する「植物のガンウイルスの遺伝子」なども連結し、全体の約18%が違う遺伝子に組み替えられている。

これはもう、大豆と呼べる植物ではありませんね。自然界にまったく存在しない遺伝子組み合わせを持った「未知なる人工植物」です。突然変異して農薬工場の排水の中でも生きていられる細菌の遺伝子、という時点でシャレになってません。

GM大豆についての話は、このサイトに詳しいです(記事の参考にもさせていだきました)。遺伝子組換え食品の安全評価に疑義あり

 

もう10年以上も前の話になりますが、とある地方の豆腐メーカーに行ったことがあります。そこの社長さんは豆腐作りに非常に熱心な方で、原料となる水や豆の選択にこだわっていらっしゃっいました。そこの豆腐や揚げはめちゃくちゃ美味しいので、今でも時々、買いに行くんですけどね。

で、実はこの社長さん、安全で美味しい大豆を確保する試行の中で、視察に行ったアメリカでGM大豆の種子を手に入れ、こっそり持ち帰ってきた。それを発芽させてみたからご覧なさいとおっしゃったわけです。GM大豆が発芽したばかりの状態なんか、ほとんどの方が見たことがないだろうと思います。

右側がGM大豆ですね。葉っぱがグチュグチュと縮れています。比較のために置いてある普通(非GM)の大豆と比べると、どう見ても「奇形」にしか見えない異様な姿でした。「農薬をかけると普通の大豆は枯れてしまうのに、こっちは本当に枯れないんですよ。不気味ですよね」と社長さん。

「こりゃあ化け物だ……こんなものを食べて、大丈夫なわけがない」と、あたしは心底ゾッとしましたよ。上の写真は、あまりに強烈だったので雑誌に掲載した時のものですが、自分にとってはちょっとしたトラウマとなった光景なんです。

納豆や豆腐を見ると、いつもこのことを思い出します。

 

 

 

 

試しに暴飲暴食してみたw

「1粒飲むだけ・30日間ダイエット」(勝手にネーミング)part2突入、10日め(通算40日)の報告でございます。

5日めまでは減量も順調に推移いたしまして、なんとウエストは81cm(通算マイナス7cm)を実現いたしました。誠に素晴らしい結果です。

しかーし。この結果に気を良くしたのがいけなかった。

夢のようなサイズダウンに大きな歓びとトキメキを感じる、間もなく齢50になろうとする中年おやじ。しかし、仕事の先行きを不安に思い、あるいは家計のやりくりに悩むのもまた、彼の現実の姿でありました。

そういう中年の歓びとストレスがごった煮になった精神状態は、ゲリラ豪雨を生む大気のように大変不安定なものでございます。だいたい、人間はうれしい場合とか、ストレスが溜まっている場合は、「食い」に走るわけです。しかも、これがまた、そう言う時に限って宴会のお誘いが入ると。

そういうわけで、やらかしてしまいました

宴会、楽しいですね〜。お酒、おいしいですね〜。カロリー、高いですね〜。

ご存知のように、宴会のつまみなんてものは揚げ物か炒め物が中心で、油いっぱいです。しかもアルコールは糖分ですね。しかも、あたしの場合はなぜか、飲んだ後にはラーメンならぬ甘い物が欲しくなる。とくにカラオケなんか行った日には、パフェとかハチミツトーストとか、破滅的な最終兵器が待っているわけです。で、以下のように、油物+お酒+生クリームたっぷりのパフェと言う、最凶コンボです。おまえは糖尿病になりたいのかとw

しかも、痩せるとか、太るとかは、行為に対する結果がタイムラグをもって現れるわけで、ボディブローのようにジワジワと効いてくるんですね。ちょっとくらいの暴飲暴食では、即座に反応は出ないわけです。それを良いことに「なんだ、あれだけ飲み食いしても平気じゃん。ダイエットサプリのおかげだね」と、あたしは実験的に食事量を増やしてみました。

まあ、要するに「暴飲暴食かましてよかですか? どれだけやったらサプリが効かなくなるのか」です。

ちょうど、ウエスト81cmを記録した5月9日の宴会から、“暴飲暴食実験”はスタートした形になっておりますが、実はその前の31日め・5月5日から伏線はございました。自分で獲って来た大量のハマグリで作るクラムチャウダーは、バターと小麦粉たっぷりのホワイトソースからして自家製なんですね。こいつを2皿、3皿と食らっておりました。

5月5日 75.8kg 23.5% 82cm
朝:トースト2枚、サラダ/昼:ケーキ2個/夜:はまぐり酒蒸し、クラムチャウダー、パン(便秘)

5月6日 76.6kg 23.6% 81.5cm
朝:なし/昼:クラムチャウダー、サラダ/夜:ご飯1杯、漬物、ほうれん草おひたし、豆類(便秘)

5月7日 75.5kg 23.4% 81.5cm
朝:ご飯丼1杯、ふりかけ、ほうれん草おひたし/昼:ご飯丼1杯、クラムチャウダー/夜:豚生姜焼き、野菜の煮物

5月8日 75.4kg 23.3% 81.5cm
朝:なし/昼:ご飯丼1杯、刺身、漬物/夜:ご飯丼1杯、刺身、納豆、ひじきの煮物

5月9日 75.3kg 23.2% 81cm 宴会
朝:なし/昼:ご飯丼1杯、焼魚、納豆/夜:刺身、ゴーヤチャンプル、もやし炒め、エビマヨ、キクラゲ卵、のり巻き、ハイボール3杯、カシスウーロン、ラムコーク、イチゴパフェ

5月10日 75.5kg 23.4% 81cm
朝:ご飯丼2杯、刺身、納豆、漬物/昼:なし/夜:ハンバーグ3個、野菜サラダ、千切りキャベツ、バナナ、ヨーグルト、蜂蜜(便秘)

5月11日 75.6kg 23.5% 81cm 宴会
朝:ご飯丼2杯、焼魚、野菜サラダ/昼:なし/夜:豚耳ネギ和え、ハチノス辛子合え、にんにく芽炒め、蒸し鶏、春雨炒め、ハイボール3杯、イチゴヨーグルトスムージー

5月12日 75.5kg 24.0% 81.5cm 宴会
朝:ご飯丼2杯、刺身、目玉焼き2個、漬物/昼:チョコパフェ/夜:焼鳥、軟骨唐揚、タコ刺身、野菜サラダ、ゴーヤチャンプルー、ハイボール2杯(睡眠3時間)

5月13日 75.6kg 24.5% 81.5cm
朝:メガマフィン、ポテト/昼:月見うどん、岩魚塩焼/夜:ご飯丼2杯、野菜の天ぷら、竹の子煮物、たくあん(渓流釣、便秘、風呂無し)

5月14日 75.7kg 24.5% 82cm ←今ここ

したらば、来ましたよ。10日目の本日。体重増加傾向、体脂肪率1%以上アップ、ウェスト1cmアップ(泣)

破滅的です。当たり前だろうと。食べ盛りの高校生かと。10日前に逆戻りです。

いくら「朝食はいっぱい食べても良い」と言っても、ドンブリ2杯は食べ過ぎでしょうというわけで、朝からお腹が苦しいです。数日でこれだけ食べて、おまけに昨日は夕食は天ぷらでドンブリ2杯食べてすぐ爆睡という反逆行為フルスロットルです。

以前の食事に比べると、1.5倍くらいのカロリー摂取量になっているんじゃないかと思うわけですが、この程度で済んでいるのはサプリのおかげじゃないかと感じております。以前にちょっと触れた“飲み始めて1週間で3kg落ちた!”という女性も、ゴールデンウィークに暴飲暴食をかまして体重の減少が止まったそうですが、「サプリを飲んでいなかったら、普通に体重が増えてもおかしくないレベル」とおっしゃいます。

しかしまあ、なんと言いますか、今ごろになって後悔しております。うまく行っていたダイエットが、僅かでも後戻りすると非常に惜しい気持ちになってきます。これがモチベーション、あるいは正反対のあきらめに結びつくのだろうなぁと、今さらながらに思うわけですね。

そういうわけで、ストレス発散とバカな自虐行為によって“失われた10日間”を取り戻すべく、従来の食生活、さらに+αの努力という方向性に軌道修正いたします。

本当にバカなおやじですみませんw